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ロボアドバイザーはどのように運用方法を決めるのか

ロボアドバイザーは自分に運用方法、用途にあった最適なプラン(資産配分比率)を提案してくれますが、どのように提案されるのか、また後から運用プランを変更することは可能なのか、それぞれ解説していきます。



運用プランは診断を受けてから調整して決める

まず最初に運用プランを決定するために、質問に回答していくところから始まります。
その質問では投資額もですが、主にあなたのリスク許容度は測っていて、安定的な運用を行いたいのか、リスクの上で収益性に重視した運用をしたいのかを決定するものとなっています。



リスク許容度とは

資産運用に対して、どの程度のリスクを負うことができるのか、その度合いのことを指します。大きなリターンが得られる資産構成はリスクも高くなり、逆に安定を求めるとリスクが少なく、リターンも少なくなります。
資産比率や、ボリュームを決定する大きな材料なので、納得できるリスク許容度で運用をしましょう。



ロボアド診断時の質問例

質問数は6~16個程でどれも簡単に回答ができるで、ほとんどが選択式です。
主な質問は以下です。

・年齢
年代だけを聞かれるものもあります。

・おおよその年収

・最初の投資額

・毎月の積立額

・資産運用の目的
余裕資金の運用、短期運用、退職金として運用、長期的な資金作りなど

・株価が暴落したときにどうするか
全部売却、一部売却、何もしない、増資など

・どのように運用したいか
自由な運用、目標金額を設定して運用、まとまったお金を運用して毎月出金したいなど

・金融知識はどのくらいあるか

・今回の原資はどこから出すのか

・運用に対して何を重視するか

・今後の資産、収入への見通し

・体調が悪いと感じたときに何をするか

などなど、性格診断の要素が強いところもあれば、投資に関する質問だけのところもあります。
結果が出たあとは、資産構成や比率、どのくらいの金額になるかのシミュレート値などを見ることができ、その場で細かい調整をすることもできます。



プラン(資産配分率)を後から変更したいときは可能なのか

運用途中でも、リスク許容度を変更することによって資産配分率を変更することができます。
ただし、市場価格の変化など細かく変更することはパフォーマンスを低下させてしまう可能性があるので推奨されていません。